親知らず抜歯後の激痛は危険?ドライソケットの治療法と見分け方
親知らず抜歯後の激痛は危険?ドライソケットの治療法と見分け方に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
親知らずの抜歯後に生じる痛みには、通常の「創傷治癒に伴う術後痛」と「ドライソケットによる病的疼痛」の2種類が存在します。臨床現場において最も確実なドライソケット症状見分け方は、「痛みの発生時期」と「患部の外観」の観察です。
通常の手術創であれば、麻酔が切れた当夜から翌日にかけて痛みが最大となり、3日目には徐々に鎮静化します。しかしドライソケットの場合、抜歯後2〜3日目までは比較的落ち着いていたにもかかわらず、3日目から5日目にかけて痛みが急激に激化します。さらに、痛みが側頭部や耳の奥、首筋にまで放散し、飲食時や冷たい水が触れた瞬間に電撃的な激痛が走るのが特徴です。
鏡で抜歯窩を観察した際、正常であれば赤黒いゼリー状の組織(血餅)で満たされているはずの穴が空洞になっており、底部に白っぽい骨がむき出しになっている状態が確認できれば、ドライソケットと断定できます。また、抜歯窩に溜まった食べかすが細菌によって腐敗し、独特の強い悪臭や口臭を伴う点も見逃せない判断基準です。