レーヨンとはどんな繊維?洗濯で縮む理由と失敗しないお手入れ術
レーヨンとはどんな繊維?洗濯で縮む理由と失敗しないお手入れ術の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
レーヨンは季節を問わず活躍する万能素材ですが、春夏と秋冬でその機能の発揮され方が異なります。
夏(SSシーズン):接触冷感と涼感ドレープ
レーヨンは熱伝導率が高く、肌に触れた瞬間に熱を奪う「接触冷感性」を持っています。さらに吸湿性が高いため、汗を素早く吸い上げて肌表面のベタつきを抑えます。アロハシャツやリゾートワンピース、薄手のサマーニットなどにレーヨンが多用されるのは、このひんやりとした清涼感と風に揺れる軽快な着心地があるためです。
冬(AWシーズン):吸湿発熱インナーの主役
冬場に手放せない「吸湿発熱インナー(ヒート系インナー)」の素材表記を見ると、多くの場合「レーヨン×アクリル」や「レーヨン×ポリエステル」の組み合わせになっています。人間が冬場でも無意識にかいている微量の水蒸気(不感蒸泄)をレーヨンが強力に吸着し、その際に生じる「凝縮熱(吸着熱)」によって繊維自体が発熱します。アクリルなどの保温性の高い繊維と組み合わせることで、薄手でも驚くほどの暖かさを実現しているのです。