顔色が悪いと言われたら要注意?病気の兆候と色別原因・受診目安
顔色が悪いと言われたら要注意?病気の兆候と色別原因・受診目安について徹底解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
顔色の異常を感じて病院へ行こうと決意した際、読者が最も頭を抱えるのが「何科の門を叩くべきか」という問題です。顔色が悪い何科を受診すべきかという疑問に対し、随伴症状に応じた最適な診療科の選択基準を提示します。
迷ったらまずは「一般内科」または「総合診療科」
特段の局所症状(激しい腹痛など)がなく、「なんとなく全体的に顔色が悪い」「身体が重だるい」という場合は、地域の一般内科やかかりつけ医を受診するのが最短ルートです。基本的な問診、血圧測定、血液検査(血算・生化学)、尿検査を行うだけで、貧血の有無、肝酵素(AST/ALT/γ-GTP)、腎機能(クレアチニン・eGFR)、炎症反応の有無が網羅的に判明します。ここで異常が見つかれば、専門医療機関への紹介状が発行されます。
特定の自覚症状がある場合の受診先マップ
- 消化器内科:白目が黄色い、尿が濃い、右季肋部(右のあばら骨の下)に鈍痛がある、タール便(真っ黒な便)が出た場合。肝機能障害、胆石症、消化管出血を精密検査します。
- 婦人科:女性で月経痛がひどい、経血量が以前より明らかに増えた、立ちくらみや氷を無性に食べたくなる症状(異食症)がある場合。子宮筋腫や子宮内膜症に伴う続発性貧血を鑑別します。
- 循環器内科:顔色が青白く、少しの階段で動悸・息切れがする、胸の圧迫感や締め付け感がある、唇が紫色(チアノーゼ)になる場合。心不全や不整脈、弁膜症の有無を心電図・心エコーで調査します。
- 心療内科・精神科:内科の各種検査で一切の器質的異常が見つからないにもかかわらず、青白さ、不眠、食欲不振、激しい疲労感が続く場合。慢性ストレスによる自律神経失調症やうつ病性の自律神経障害をケアします。