Snsで話題「Ah Ah…」の曲名は?元ネタ洋楽やバズった真相を徹底解説

Snsで話題「Ah Ah…」の曲名は?元ネタ洋楽やバズった真相を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

「ah ah」というわずか数音の母音の繰り返しが、なぜ国境や言語の壁を越えて世界中のリスナーを魅了するのか。その秘密は、音楽心理学と音響工学の観点から論理的に説明がつきます。

音楽理論において、意味を持たない母音や擬音で歌われるフレーズは「ヴォーカブル(Vocable)」と呼ばれます。言語の意味を介さずダイレクトに情動を刺激するため、非英語圏のリスナーであっても一切の認知的負荷なく脳内に取り込まれます。さらに、脳内で同じメロディが不随意に延々と再生され続ける現象は、認知心理学において「インボランタリー・ミュージカル・イメージャリー(INMI:通称イヤーワーム)」として研究されています。ロンドン大学等の研究チームによる調査データでも、反復性が高く音程の跳躍が明快なヴォーカルループほど、脳の聴覚野を強く刺激しイヤーワームを引き起こしやすいことが実証されています。

さらに、中毒性フレーズ歌詞の意味と理由を深掘りすると、テイト・マクレーの『greedy』におけるサビは次のような強烈なメッセージを放っています。

「I would want myself / Baby, don't get greedy / That shit won't go down easy」
(私だって自分自身を欲しくなるわ / でも調子に乗って欲張らないで / 私を手に入れるのはそう簡単じゃないから)

直前で甘美かつ無邪気に繰り返される「ah ah ah」という息遣いが、続くサビの「自立した強い女性の拒絶と自己肯定」のメッセージを鮮やかに際立たせるコントラストを生み出しているのです。この絶妙な心理的フックが、視聴者に「魅惑的でありながら手の届かない存在」というスリリングな印象を植え付け、何度も動画をループ再生させてしまう心理的トリガーとなっています。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest