プロ直伝の絶品しば漬けレシピ!失敗しない黄金比と本格発酵の極意
プロ直伝の絶品しば漬けレシピ!失敗しない黄金比と本格発酵の極意の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
しば漬けには、大別して「京都・大原に伝わる伝統的な発酵柴漬け」と「調味液と赤紫蘇で漬け込む即席しば漬け」の2系統が存在します。それぞれの具体的な手順を解説します。
1. ジッパー袋で半日!手軽に作れる即席しば漬け
日常の食卓ですぐに楽しみたい場合は、ジッパー付き保存袋(ジップロック等)を使った製法が最適です。重石がなくても、袋の空気をしっかり抜くことで均一に圧力をかけることができます。
【材料】 ・ナス:2本(約160g)
・きゅうり:1本(約100g)
・みょうが:2個
・生姜:1片(千切り)
・赤紫蘇の葉:約30g(または市販の塩揉み紫蘇)
・塩(下漬け用):小さじ1強(約7g=野菜総量の約2.5%)
・調味液:米酢大さじ2、みりん大さじ1、砂糖小さじ1、昆布茶少々
【手順】 1. ナスは縦半分に切ってから5mm幅の半月切り、きゅうりは乱切りまたは輪切り、みょうがは縦4等分、生姜は千切りにします。
2. ジッパー袋に切った野菜と塩を入れ、袋の上から全体を軽く揉み込み、空気を抜いて口を閉じます。バットなどで上から軽く重し(500mlのペットボトル2本程度)をして30分〜1時間置きます。
3. 野菜から出た濁った水分を両手でしっかりと絞り切ります。この水分を徹底的に除くことが、味がぼやけない最大のコツです。
4. 洗ってアク抜き(塩揉みして黒い汁を絞る)した赤紫蘇と、調味液を袋に加えます。
5. 空気を完全に追い出して密閉し、冷蔵庫で半日〜一晩寝かせれば、鮮やかなルビー色の即席しば漬けが完成します。
2. 赤紫蘇が手に入らない時の「ゆかり」代用裏ワザ
生や塩蔵の赤紫蘇が出回る時期(初夏〜夏)以外でも、三島食品の「ゆかり」などの赤紫蘇ふりかけを活用すれば、いつでも極上のしば漬け風浅漬けが仕上がります。
塩揉みしてしっかり水気を絞った野菜(ナス・きゅうり計250g)に対し、ゆかり大さじ1〜1.5、米酢大さじ2、砂糖小さじ1、白だし小さじ1を和えるだけです。ゆかりに含まれる塩分と酸味が野菜に素早く浸透し、短時間で見事な色合いと風味を再現できます。
3. 京都・大原に伝わる「伝統の本格柴漬け」製法
平安時代、平清盛の娘である建礼門院が名付けたと伝わる京都大原の伝統製法は、酢を一切使いません。材料はナス、赤紫蘇、塩のみ。樽にナスと塩揉みした紫蘇を交互に敷き詰め、重石をかけて約1ヶ月以上じっくり寝かせることで、野菜自身の糖分をエサにした植物性乳酸菌が繁殖し、芳醇な天然の酸味が生まれます。