和彫りとは何か?洋彫りとの違いや絵柄の意味と費用相場を徹底解説
和彫りとは何か?洋彫りとの違いや絵柄の意味と費用相場を徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
和彫りに描かれる意匠には、古来より伝わる神話、仏教説話、民間伝承に基づいた厳格な意味と格式が存在します。彫師の間では「図柄に込められた霊力に負けない器量を持つ」ことが重視されてきました。
代表的な絵柄が持つ象徴的意味:
- 龍(りゅう):天に昇る姿から「出世」「飛躍」「絶対的な力」を象徴。水神としての性質から火災除けの守護神としても尊ばれる。
- 虎(とら):強靭な生命力と勇猛さを表し、「邪気払い」「病魔退散」の力を持つとされる。龍と対で描かれる「龍虎」は陰陽の調和を意味する。
- 般若(はんにゃ):女性の強い嫉妬や怨霊の顔を模した面だが、刺青においては「情念の昇華」や強力な力で悪霊を祓う「魔除け(厄除け)」の意味を持つ。
- 鯉(こい):急流を登りきって龍へと変身する「登竜門」の故事から、「立身出世」「忍耐」「不屈の闘志」を象徴する。
これらの絵柄を肌へ定着させる際、背景を描かずに主題のみを配置する「抜き彫り(ぬきぼり)」と、主題の周囲に波や雲を雲紋状に配置して肌の境界を整える「額彫り(がくぼり)」の2つの基本様式があります。さらに、腕の五分(肘上)や七分(前腕中央)、胸の中央を開けて彫る「胸割り」、首下から足首まで隙間なく施す「総身彫り(どんぶり)」など、伝統に則った厳格なレイアウト体系が確立されています。