アブとブヨの違いと刺された時の対処法|激痛・腫れを防ぐ完全対策

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刺された際の症状を最小限に抑えるためには、発生直後数分間の初動対応が勝敗を分けます。

最も有効な手段は、アウトドア携行用器具であるポイズンリムーバーによる毒素の吸引です。咬まれてから数分以内に患部へカップを密着させ、レバーを引いて陰圧をかけることで、皮膚組織内に残る毒素や唾液成分を物理的に吸い出します。リムーバーがない場合は、指で患部を強く圧迫し、血とともに毒液を絞り出してください。

その後、患部を清潔な水や石鹸で入念に洗い流します。ブヨの毒素に含まれるタンパク質成分は熱に弱い性質を持つため、初期段階(刺されてすぐ)であれば43℃前後の温水で洗い流す方法も知られていますが、すでに赤く腫れ上がって炎症が始まっている段階で温めると血行が促進されて痒みが劇的に悪化するため、炎症期には保冷剤でしっかりと冷却するのが正解です。

薬局で購入できる市販薬としては、一般的な抗ヒスタミン軟膏ではブヨやアブの強烈な炎症に対抗できません。日本薬局方の分類において「ストロング(第3群)」または「ミディアム(第4群)」に属するステロイド外用薬(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル配合剤やヒドロコルチゾン酪酸エステル軟膏など)を選択するのが極めて重要です。

なお、患部が赤く熱を持って広範囲に拡大している場合、水ぶくれが破れて化膿している場合、または微熱や悪寒を伴う場合は、自己判断を避けて速やかに皮膚科を受診してください。医療機関では強力なステロイド外用薬に加え、抗アレルギー薬や抗生剤の内服治療が行われます。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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