早見優『夏色のナンシー』誕生秘話と紅白の舞台裏!名曲の真実を徹底解剖
早見優『夏色のナンシー』誕生秘話と紅白の舞台裏!名曲の真実を徹底解剖を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
1982年にデビューした早見優は、中森明菜、小泉今日子、堀ちえみ、石川秀美、松本伊代といった錚々たる顔ぶれが揃う「花の82年組」のひとりでした。デビュー曲『潮風のいたずら』をはじめ、ハワイ育ちの明るいパブリックイメージを前面に押し出したシングルをコンスタントにリリースし、新人賞レースでも存在感を示していたものの、爆発的なブレイクスルーにはいま一歩届かない状況が続いていました。
当時の歌謡界は、レコードセールスとタイアップ戦略が劇的に連動し始めた転換期です。所属事務所とレコード会社(トーラスレコード)が5枚目のシングルとして勝負をかけたのが、1983年4月1日発売の『夏色のナンシー』でした。
最大の起爆剤となったのが、世界的大手飲料メーカーである「コカ・コーラ」のイメージソングへの抜擢です。早見優本人が出演したテレビCMでは、真っ青なプールサイドと鮮烈な水着姿、そして眩しい笑顔とともにサビのフレーズが全国のお茶の間に大量オンエアされました。当時の広告関係者の証言によると、アメリカンカジュアルの爽快感と健康的なセクシーさを体現できる存在として、インターナショナルスクール仕込みの早見優はまさに唯一無二のキャスティングであったと振り返られています。