リリー・フランキーが独身貫く真相|本名と母の記憶、62歳の現在地

リリー・フランキーが独身貫く真相|本名と母の記憶、62歳の現在地の全体像を詳しく解説してご紹介します。

華やかな文化人としてのイメージが定着したリリー・フランキーですが、その歩みは決して順風満帆なエリートコースではありませんでした。本名・中川雅也(なかがわ まさや)。1963年11月4日、福岡県北九州市小倉に生まれた少年は、早くから表現への憧れを抱き、大分県立芸術短期大学付属緑丘高等学校(現・大分県立芸術緑丘高等学校)を経て、武蔵野美術大学造形学部芸能デザイン学科(現・空間演出デザイン学科)へと進学します。

しかし、上京後の大学生活は放埓そのものでした。授業をサボり、仲間と朝まで酒を飲み、麻雀に明け暮れる日々。結果として大学を卒業するまでに5年を要しました。「リリー」というペンネームも、当時の大学の友人から「男同士で妙に仲が良いから、薔薇族っぽく『リリーとフランキー』で行こう」と冗談半分で名付けられたものが発端です。

真の暗黒期は大学卒業後に訪れました。バブル経済の熱狂をよそに、定職に就かずフリーター生活へ突入。ライター、イラストレーター、編集補助など、持ち込まれる雑文やカットの仕事をこなすものの、原稿料はわずか。アパートの電気やガスを止められ、借金取りに追われ、夜逃げ同然の生活を送る「極貧の20代から30代前半」を過ごします。当時のインタビューで本人が「明日生きているかどうかも分からない日々の連続だった」と振り返る通り、社会の底辺を這いずり回るような経験こそが、のちに演じる「持たざる者」「社会の周縁で生きる男」のリアリティの源泉となりました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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