美輪明宏の昔が国宝級イケメンと騒然!三島由紀夫を魅了した壮絶半生

美輪明宏の昔が国宝級イケメンと騒然!三島由紀夫を魅了した壮絶半生に関する深掘り解説を詳しく解説いたします。

美輪明宏の音楽的ルーツを語るうえで欠かせないのが、銀座にかつて存在した伝説のシャンソン喫茶銀巴里(ぎんばり)です。15歳で故郷・長崎を離れ、音楽家を志して上京したものの、実家の破産により学業の継続を断念。新宿駅の地下道で段ボールにくるまって夜を明かすほどの極貧生活を強いられながらも、美輪は己の才能ひとつで銀巴里の専属歌手オーディションを勝ち取りました。

銀巴里のステージに立った美輪は、瞬く間に銀座の文化人たちの視線を釘付けにします。国籍も性別も不詳なミステリアスな佇まいと、情感豊かに響くシャンソンの歌唱力は、当時の退屈な歌謡界に強烈な風穴を開けました。そして1957年、フランスのジルベール・ベコーの楽曲を日本語詞でカバーした『メケメケ』をリリースすると、社会現象とも呼べる爆発的なメガヒットを記録します。

紫のサテンシャツを身にまとい、アイラインを引いた中性的なスタイルでテレビカメラの前に登場した美輪の姿は、保守的だった当時の日本社会に凄まじいカルチャーショックを与えました。本人が自著の中で「ただ奇をてらったのではなく、自分の中に存在する美の基準をそのまま舞台上に具現化しただけ」と振り返っている通り、他者の視線に迎合しない独自の自己表現こそが、日本におけるジェンダーレスアイコンの先駆けとなりました。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest