ロッテは日本企業か韓国企業か?発祥の地と資本関係の真相を徹底解説
ロッテは日本企業か韓国企業か?発祥の地と資本関係の真相を徹底解説について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。
長年にわたり強固なワンマン経営を敷いてきた重光武雄氏でしたが、後継者選びを巡って2015年に激しい「お家騒動」が勃発しました。長男の重光宏之(韓国名:辛東主)氏と、次男の重光昭夫(韓国名:辛東彬)氏の間で経営権を巡る対立が生じたのです。
株主総会での激しい委任状争奪戦の末、日本のロッテHD取締役会や主要株主を味方につけた次男の重光昭夫氏が勝利を収めました。現在、重光昭夫氏が日韓ロッテグループの単独トップとして君臨し、グループのガバナンス改革を進めています。
このお家騒動の過程でグループの不透明な資本関係が白日の下に晒され、韓国内では「ロッテは日本企業なのか、韓国企業なのか」という激しい世論の反発が起きました。事態を重く見た昭夫会長は、不透明な循環出資を解消し、韓国ロッテの持ち株会社体制への移行を推進。さらに、日本の影響力を薄めて資本の透明性を高めるため、「ホテルロッテの韓国市場上場(IPO)」を公約に掲げました。上場によって日本側持株比率を希釈する計画ですが、市場環境や業績の影響を受けながら現在も慎重な調整が続けられています。