無洗米は洗うべき?白濁の正体と失敗しない炊き方
無洗米は洗うべき?白濁の正体と失敗しない炊き方の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
普通米と無洗米の決定的な違いは、精米工程で「肌糠(米粒の表面に残る粘着性の高いぬか層)」を取り除いているか否かです。通常、家庭で普通米を研ぐ行為はこの肌糠を洗い流す作業ですが、無洗米は工場段階でタピオカ澱粉を使う吸着方式やブラシ研掃方式、水洗い乾燥方式などで完全に除去されています。
栄養面では、普通米を強く水洗いした状態と比較しても、無洗米の方がビタミンB1やナイアシン、食物繊維が豊富に残る傾向にあります。研ぎ水によって栄養素が流出しないため、手軽なだけでなく効率的に栄養を摂取できる点も大きな強みです。
なお、「無洗米なのに炊き上がりがぬか臭い」と感じる場合、肌糠の残りではなく保存環境による米自体の酸化(油分の劣化)や、炊飯器のパッキン・内蓋に付着した過去の汚れが原因であるケースが約8割を占めます。密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保管し、炊飯パーツを清潔に保つことで本来の清らかな香りが保たれます。