ホテルニューおおるり現在の姿と閉館理由|営業再開の噂や倒産の真相

ホテルニューおおるり現在の姿と閉館理由|営業再開の噂や倒産の真相にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

ホテルニューおおるりを語る上で外せないのが、旅行予約サイトやSNSに刻まれた極端な口コミのコントラストです。星1つから星5つまで評価が激烈に分かれる様は、日本の宿泊産業において極めて特異な現象でした。

肯定的なレビューを投稿していた人々の意見を見てみると、「この価格で温泉に入れて、生ビールが飲み放題なのだから神コスパ」「昭和レトロな雰囲気がかえって落ち着く」といった、価格対費用効果を第一義とする利用者の絶大な支持がありました。長年湯治感覚で通っていた年金生活者にとって、東京の主要駅から格安バスに揺られ、手頃な値段で温泉宿に泊まれる環境は、生活のハリそのものだったと回顧手記などで語られています。

一方で、高級旅館のサービスやおもてなしを無意識に期待して宿泊した旅行者からは厳しい批判が殺到しました。ネット上の生々しい声や当時の掲示板に残る酷評には、以下のような指摘が並んでいます。

「バイキングの料理が冷めており、揚げ物は業務用の冷凍食品がメイン」「エレベーターがなかなか来ない」「部屋の畳や壁紙が擦り切れていてタバコの臭いが染み付いていた」「フロントの対応が淡白で、旅館らしい温もりを感じられない」。

しかし、こうした酷評に対して常連客は「文句を言うなら数万円の高級旅館に行けばいい」「おおるりは温泉付きの大衆食堂付き民宿だと思えば天国」と擁護。「値段相応の割り切り」を受け入れられる者だけが楽しめるアンダーグラウンドな魅力が、この宿の本質でした。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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