良かれと思った一杯が仇に?水分補給にならない飲み物と脱水の真相
良かれと思った一杯が仇に?水分補給にならない飲み物と脱水の真相とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
「汗をかいた後のビールは最高の一杯」と水分代わりに飲む行為は、医学的に極めて危険な行動です。アルコールによる水分補給の危険性は、利尿作用の強さに直結しています。
アルコールには、体内の水分バランスを保つ抗利尿ホルモン(バソプレシン)の分泌を抑える働きがあります。例えば、ビールを1リットル飲むと、およそ1.1リットルもの尿が排出される計算になります。飲めば飲むほど体内の水分はマイナスへと傾き、血液の粘度が高まることで熱中症や脳梗塞、心筋梗塞の引き金になりかねません。