ベビースターラーメンの歴史|麺くず誕生秘話とベイちゃん引退の真相
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誕生から65年以上が経過した現在、ベビースターラーメンに対する生活者の評価はどのように変化しているのでしょうか。SNSや各種レビューサイトにおける2020年代半ばの生の声を集約すると、興味深い構造が見えてきます。
昭和・平成世代(40代〜60代)からは、「子どもの頃、10円玉を握りしめて買った懐かしい味」「残った粉を手のひらに出して食べるのが至高」といったノスタルジーに根ざした支持が圧倒的です。さらにこの世代では、「ビールやハイボールのつまみに最高」「おつまみベビースター(ピーナッツ入り)が手放せない」というように、日常的な晩酌のお供として消費する傾向が強固に定着しています。
一方、デジタルネイティブである令和の若い世代やファミリー層からは、まったく別の文脈で熱烈な支持を集めています。その象徴が、三重県津市にある工場一体型テーマパーク「おやつタウン」の存在です。自分だけのオリジナルベビースターラーメンを作れる味付け体験工房や、国内最大級の屋内型アスレチックが話題を呼び、旅行クチコミサイトでも上位の常連施設となっています。「見る・食べる」だけでなく「体験するエンターテインメント」としてブランドに触れた子どもたちにとって、ベビースターは親世代のレトロ菓子ではなく、身近でポップな体験の象徴として認識されています。
また、家庭料理の「ちょい足し調味料」としての再評価も進んでいます。もんじゃ焼きの具材としての定番利用はもちろん、サラダのトッピング、卵焼きの具、揚げ物の衣の代用など、独特のクリスピーな食感としっかりしたチキン醤油風味を活かしたアレンジレシピがSNSで日常的に拡散されています。単なるスナック菓子の枠組みを超え、家庭の食卓に溶け込む万能食材としての地位を築いている点が、現代における最大の強みと言えます。