扶養から外れるタイミングはいつ?税金と社保の罠と遡り請求の真実
扶養から外れるタイミングはいつ?税金と社保の罠と遡り請求の真実の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
Q1:パートのシフトが一時的に増え、直近3カ月の月収が11万円を超えました。すぐに保険証を返却して国保に加入すべきですか?
A1:勤務先が加入している健康保険組合の規約によって対応が分かれます。多くの健保組合では「3カ月連続で基準超過」を確認した時点で扶養取消の判定を行いますが、一時的な人手不足等による突発的な増収であれば、「一時的な収入変動に係る事業主の証明書」を提出することで扶養を維持できる救済措置があります。まずは自身の判断で脱退せず、夫の勤務先の健康保険組合または総務部に状況を相談してください。
Q2:年末調整の書類を書く段階で、妻の年収が103万円を超えていることが分かりました。夫の会社にはどのような迷惑がかかりますか?
A2:夫が提出する「給与所得者の基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書」において、妻の年間見積額を修正して申告すれば、12月の給与計算で自動的に配偶者特別控除へのスライドが行われます。会社に対して重大なペナルティが生じるわけではありませんが、会社の独自規定で「配偶者の年収103万円未満」を支給要件としている「家族手当(扶養手当)」を受け取っていた場合、手当の支給停止および過去数カ月分の手当返還を求められるケースがあります。
Q3:学生がアルバイトで103万円を超えて働いてしまった場合、親の会社にはいつのタイミングでバレるのでしょうか?
A3:早ければ11月〜12月の親の勤務先での年末調整の申告時に発覚します。仮に学生が親に内緒にして年末調整をやり過ごしたとしても、翌年の5月前後に自治体から親の勤務先へ送付される「給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収税額の決定通知書」によって確実に発覚します。自治体側でアルバイト先の給与支払報告書と親の申告内容が突き合わされ、扶養控除の誤りが親の会社へ通知されるため、隠蔽することは不可能です。