1リットルは何Ml?Ccとの違いや牛乳の重さ・換算表まで徹底解説
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昭和から平成初期にかけて育った世代にとって、「cc」はレシピ本やシリンジ、バイクの排気量などでおなじみの単位でした。ところが近年、スーパーに並ぶ清涼飲料水や料理番組のテロップを見渡しても、「cc」という表記を目にする機会は激減しています。
「mlとccは何が違うのか?」という疑問に対する直接の回答は、「表している容積は全く同じだが、由来と国際的な使用基準が異なる」という点にあります。ccとは「cubic centimetre(立方センチメートル)」の頭文字を取った略称であり、1辺が1cmの立方体の容積を指します。一方のmlは、国際単位系(SI)で定められたリットル(L)に、千分の一を表す接頭語「ミリ(m)」を冠したものです。
国内で「cc」が公式な場から排除された直接の契機は、経済産業省が所管する新計量法の施行(1993年施行、猶予期間を経て1999年に完全移行)にあります。国際標準化機構(ISO)の指針に合わせ、取引や証明においてSI単位への統一が義務付けられました。さらに医療の現場では、手書きカルテに書かれた「cc」が数字の「00(ゼロふたつ)」と見誤られ、投薬過誤につながる重大なヒヤリハット事例が相次いだ歴史があります。安全管理の観点からも、紛れのない「ml」への一本化が進んだのが実情です。