突発性発疹の症状を徹底解説!熱が下がった後の「不機嫌病」の原因と正しい対処法
突発性発疹の症状を徹底解説!熱が下がった後の「不機嫌病」の原因と正しい対処法の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
突発性発疹は、主に生後6ヶ月から1歳半前後の乳幼児に好発するウイルス感染症です。母体から受け継いだ移行抗体が減少する時期と重なるため、「初めての高熱」となるケースが大半を占めます。
感染経路と潜伏期間
原因となるのは「ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)」または「ヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)」です。感染経路は主に家族など身近な大人の唾液を介した経口感染や飛沫感染と考えられています。ウイルスに感染してから発症するまでの潜伏期間は約9〜10日(範囲として5〜15日程度)とされています。
急激に始まる初期症状
前触れなく突然38度〜40度の高熱を発症します。咳や鼻水といった典型的な風邪症状はあまり目立たない一方、便が緩くなる「軽度の下痢」や軟便を伴うケースが約3割〜半数近くで見られます。発熱初期は喉の奥に「永山斑(ながやまはん)」と呼ばれる小さな赤い斑点が現れることもありますが、医師でも初期段階で風邪と突発性発疹を確定診断することは困難です。
最も警戒すべき「熱性けいれん」
急激に体温が上昇する発症初日から2日目にかけては、熱性けいれん(ひきつけ)を引き起こすリスクが高まります。小児救急の報告によると、乳幼児の熱性けいれんの原因疾患として突発性発疹は常に上位に挙げられます。急に白目をむく、手足を突っ張らせてガクガクと震わせる、呼びかけに応じないといった状態が見られた場合は、周囲の安全を確保した上で発作の継続時間を計測し、落ち着いて医療機関へ連絡してください。通常は数分でおさまりますが、5分以上続く場合や左右非対称のけいれん、意識が戻らない場合は直ちに救急搬送を要します。