モアイ像に巨大な胴体?地中に埋まる体の謎と背中の彫刻を解明
モアイ像に巨大な胴体?地中に埋まる体の謎と背中の彫刻を解明についての最新情報をお届けします。
地中の胴体が解明される一方で、2026年現在のイースター島が直面しているのはモアイ像の不可逆的な劣化と保護の危機です。
2026年10月にラノ・ララク周辺で発生した大規模な原野火災では、約100ヘクタールが延焼し、数十体におよぶ貴重なモアイが高熱によって石材のひび割れや深刻な表面剥離の被害を受けました。さらに、地球温暖化に伴う海面上昇と強い波浪によって、海岸沿いのアフ(祭祀台)の基盤が削り取られる浸食被害も急速に進行しています。
現在、ユネスコやチリ政府、ラパ・ヌイの地域コミュニティが主導し、高精度3Dレーザースキャンによるデジタルアーカイブ化や、石材硬化剤を用いた保存修復プロジェクトが急ピッチで進められています。先住民のアイデンティティそのものである巨石遺産を気候危機からどう守り抜くかが、今まさに試されています。