キャバレーとは?キャバクラとの違いや昭和の歴史・現在を徹底解剖
キャバレーとは?キャバクラとの違いや昭和の歴史・現在を徹底解剖について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。
昭和30年代から50年代にかけて、日本全国の主要都市には数百席から千席規模を誇る「グランドキャバレー」が乱立しました。代表格として知られるのが、赤坂や北千住などでチェーン展開した「ハリウッド」や、ハワイアンブームに乗って全国展開した「キャバレーハワイ」、そして赤坂の「ミカド」です。
当時のキャバレーは、単なる水商売の枠を超えて日本歌謡界・大衆芸能界を支える巨大インフラでもありました。店内に常駐するフルバンドが譜面台を並べ、新曲を引っ提げた大物歌手や売り出し中の新人、コメディアンが夜ごとに全国のキャバレーを巡業しました。当時の所属歌手たちの回顧録によると、「キャバレーの目の肥えた酔客を唸らせて初めて一人前のプロとして認められた」という証言が数多く残されています。
また、当時のキャバレーは一般のサラリーマンが給与袋を手に同僚と連れ立って入れる親しみやすさがあり、会社の歓送迎会や忘年会がキャバレーの大会場で開かれることも珍しくありませんでした。