『新宝島』歌詞の意味と考察!山口一郎が「丁寧に描く」に込めた制作秘話
『新宝島』歌詞の意味と考察!山口一郎が「丁寧に描く」に込めた制作秘話の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
『新宝島』は、大根仁監督がメガホンを取り、佐藤健と神木隆之介が主演を務めた実写映画『バクマン。』(2015年公開)の主題歌として書き下ろされました。しかし、その制作現場はまさに産みの苦しみの連続でした。
当時、映画音楽全般も担当していたサカナクションですが、主題歌の作詞においてボーカルの山口一郎は深刻なスランプに陥ります。映画の公開スケジュールが迫る中、およそ半年間もの間、歌詞が1行も書けないという極限状態に追い込まれていました。「映画に寄り添いながらも、サカナクションとしてのアイデンティティを保ち、さらに誰もが口ずさめるJ-POPの王道を作らなければならない」という強烈なプレッシャーが、彼の筆を完全に止めてしまっていたのです。
スタジオに籠もりきりとなり、幾度もボツを繰り返した末に絞り出されたのが、あのあまりにもシンプルで力強い言葉たちでした。崖っぷちの中で生まれた楽曲だからこそ、聴く者の心を揺さぶる爆発的なエネルギーが宿っています。