出隅と入隅の違いとは?一瞬の覚え方と失敗防ぐプロの納まり施工術
出隅と入隅の違いとは?一瞬の覚え方と失敗防ぐプロの納まり施工術の真相について、専門知識を基に徹底解説します。
建築業界において基本中の基本とされるのが「出隅」と「入隅」の区分だ。まず押さえておきたい出隅 入隅 読み方だが、出隅は「ですみ(慣用的に「でずみ」とも)」、入隅は「いりずみ(あるいは「いりすみ」)」と読む。漢字の通り、外へ「出る」隅と、内へ「入る」隅を指している。
現場や打ち合わせの最中に「どっちがどっちだったか」と迷わないための、最も確実な出隅 入隅 覚え方がある。それは自身の身体感覚と生活動作に結びつける方法だ。
- 出隅(ですみ):部屋を歩いていて思わず足の小指をぶつけてしまう「出っ張った凸の角」。柱の角や廊下の曲がり角がこれに該当する。
- 入隅(いりずみ):掃除機が届きにくく、埃やハウスダストが溜まりやすい「引っ込んだ凹の角」。部屋の四隅や押し入れの奥がこれに該当する。
この出隅 入隅 見分け方さえ頭に入れておけば、図面や現場の視察で迷うことはない。なお、グローバル化が進む建設現場や海外製CADを扱う際に知っておきたい出隅 入隅 英語 建築用語では、出隅を「external corner」または「outside corner」、入隅を「internal corner」または「inside corner」と呼ぶ。海外のデザイン事例や輸入建材の仕様書を読み解く際にも役立つ知識だ。
設計の初期段階で目にする出隅 入隅 建築図面 記号に関しては、平面図上で特別な記号が割り振られるというよりも、壁芯ラインの交差方向(外折れか内折れか)によって判別される。ただし詳細図面や矩計図(かなばかりず)では、コーナー役物や下地補強の指示として「出隅部」「入隅部」と特記されるのが通例だ。図面上の1本の屈折が、現場では全く異なる部材と手間を要する境界線となる。