ミシン糸の太さ完全攻略!失敗しない番手と針の組み合わせ早見表
ミシン糸の太さ完全攻略!失敗しない番手と針の組み合わせ早見表の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。
Q1:手元にある使いかけの糸の番手が分からなくなりました。見分ける方法はありますか?
A1:スプールの底面やラベルシールが剥がれている場合、確実な方法は「太さが分かっている新品の60番糸」と指先で触り比べ、撚(よ)りの太さを比較することです。また、針穴に通してみるのも有効な判別法です。11号の針にスッと通れば60番、引っかかりを感じて通しにくければ30番、糸先が頼りないほど細く通れば90番とおおよその見当がつきます。判別できない糸は、トラブルを防ぐため本縫いには使わず、しつけ糸として消費することをおすすめします。
Q2:ミシン糸の60番と30番の強度の違いはどれくらいですか?
A2:素材が同じポリエステルスパン糸であれば、30番の強度は60番の約2倍近くになります。引っ張り強度が非常に高いため、体重がかかるバッグの持ち手付けやジーンズの股ぐりなどに適しています。逆に、薄い生地に30番を使うと、布地の強度よりも糸の強度が勝ってしまい、縫い目から生地自体が引き裂かれる「布負け」を起こすため注意が必要です。
Q3:スパン糸とフィラメント糸では、同じ番手でも太さが違うというのは本当ですか?
A3:事実です。短い繊維を撚り合わせた「スパン糸」と、シルクのように長い単繊維を束ねた「フィラメント糸」では比重や構造が異なります。例えばフジックスの基準では、フィラメント糸の50番はスパン糸の60番よりも細く仕上がっています。番手の数字だけでなく、糸の構造(スパンかフィラメントか)によっても実際の線の太さは微妙に変化します。
Q4:糸調子ダイヤルを何度回しても、縫い目の裏側がループ状になってしまいます。
A4:裏面にループが出る場合、9割以上の確率で「上糸が正しくセットされていない」ことが原因です。ミシンの押さえレバーを上げた状態で上糸をかけ直してください。押さえが下がったままだと、内部の糸調子皿が開いておらず、糸が皿の間に挟まらないため上糸テンションが完全にゼロになり、裏面に大量のループが発生します。糸のかけ直しと同時に、針と糸の番手が表の基準通りになっているか再確認してください。