生牡蠣に当たる確率は何%?食中毒の真相と潜伏期間・予防策を徹底検証
生牡蠣に当たる確率は何%?食中毒の真相と潜伏期間・予防策を徹底検証とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
Q1:生牡蠣を食べてから何時間以内に何も起きなければ「当たらなかった」と判断できますか?
A1:ノロウイルスの平均潜伏期間は24時間から48時間です。食後丸2日(48時間)が経過し、激しい吐き気、下痢、発熱などの兆候が一切見られなければ、今回の生牡蠣による感染は回避できたと判断して差し支えありません。ただし、食後12時間程度で安心するのは早計です。
Q2:生牡蠣にあたってしまった場合、救急車を呼ぶ目安や受診の基準はどこにありますか?
A2:水分をスプーン1杯飲んだだけで激しく吐き戻してしまい全く水分補給ができない場合、尿が半日以上出ない場合、血便が出ている場合、意識が朦朧としている場合、または激しい腹痛で自力歩行が困難な場合は、重度の脱水症や合併症の恐れがあるため躊躇せず救急医療機関を受診してください。夜間であれば救急相談ダイヤル(#7119)の活用も有効です。
Q3:過去に生牡蠣に当たった経験がある人は、もう二度と生牡蠣を食べられない体質になりますか?
A3:医学的に「二度と食べられない体質」になるわけではありません。ノロウイルス感染によって得られる免疫抗体は数ヶ月から半年程度しか持続せず、型も多様であるため再感染は起こり得ますが、体質が拒絶反応を起こすアレルギーとはメカニズムが異なります。ただし、アレルギー症状(じんましんや呼吸困難など)が出た経験がある場合は、ウイルスではなく牡蠣そのもののアレルギーの可能性が高いため、以後の摂取は厳禁です。