ファルコンはなぜ犬顔?ネバーエンディングストーリーの驚愕の裏設定と真相
ファルコンはなぜ犬顔?ネバーエンディングストーリーの驚愕の裏設定と真相についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
CG(コンピュータ・グラフィックス)技術が実用化される前の1980年代前半において、空を飛ぶファルコンの映像化は当時の特撮技術の粋を集めた一大プロジェクトでした。
スタジオで製作された実物大ファルコンの撮影用パペット模型は、全長およそ13メートル(約43フィート)、重量は数トンにも及びました。内部には頑丈な鉄骨フレームと油圧・空圧シリンダーが組み込まれ、機体を覆うために6,000枚以上のアクリル製スケール(鱗)と、膨大な量の人工毛皮が手作業で貼り付けられました。
頭部単体だけでも首、耳、鼻、唇、舌、まぶた、眼球を個別に操作するため、最大15名以上の人形操作師(パペッティア)がケーブルやリモートコントロールを駆使して同時に動かしていました。あの豊かな表情や「耳の後ろを掻かれて喜ぶ動き」は、職人たちの驚異的な職人技の結晶です。
魂を吹き込んだ日英のレジェンド声優たち
ファルコンのもう一つの魅力は、その穏やかで包容力に満ちた「声」にあります。
- 英語版オリジナル:アラン・オッペンハイマー(Alan Oppenheimer)
名優アラン・オッペンハイマーは、ファルコンだけでなく、物語の宿敵である人狼グモルクや岩喰い男(ロックバイター)、ナレーションの計4役を演じ分け、映画の重厚な世界観を一人で支えました。 - 日本語吹替版の歴代キャスト:
- テレビ朝日『日曜洋画劇場』版:石田太郎(威厳と温かみを兼ね備えた名演として語り継がれる)
- TBS『月曜ロードショー』版:黒沢良(知的で包容力あふれる紳士的なトーン)
- ソフト版・VOD配信版:富田耕生 / 飯塚昭三(力強さと親しみやすさを併せ持つ安心感ある声)
どのバージョンにおいても、百戦錬磨のベテラン声優が起用されており、ファルコンが単なるペットではなく「導き手としての賢者」であることを声の演技によって証明しています。