昭和テレビ界を眩惑した孤高のメディアマン・栗原玲児。若き日の「男前伝説」と、妻・はるみを見出した情熱の原点
今注目を集めている 昭和テレビ界を眩惑した孤高のメディアマン・栗原玲児。若き日の「男前伝説」と、妻・はるみを見出した情熱の原点について、多角的な視点をご紹介しています。
栗原玲児の人生において最大のエピソードであり、日本の食文化にとっても決定的な分岐点となったのが、のちの料理家・栗原はるみとの出会いである。当時、まだ何者でもなかった一人の女性。彼女の中に眠る「料理の才能」と「暮らしを愛する感性」を、誰よりも早く見抜いたのが、青年期の鋭い感性を磨き続けてきた栗原玲児その人だった。
「君の作るご飯は本当に美味しい。もっと多くの人に届けるべきだ」。彼は妻の背中を押し、時に厳しく、時に温かくその活動を支え続けた。メディアの第一線で揉まれてきた彼だからこそわかる「本物の伝え方」。一目置かれる人気司会者でありながら、妻の才能を全力で開花させようとしたその姿には、時代を先取りした深い愛とパートナーシップの形が存在していた。