花札「あのよろし」は読み間違い?あかよろしの意味と語源の真相
花札「あのよろし」は読み間違い?あかよろしの意味と語源の真相についての最新情報を徹底解説します。
花札の1月(松)や2月(梅)の赤短(あかたん)に描かれている優美な草書体。パッと見た瞬間に「あのよろし」と読んでしまいがちですが、文字の歴史を辿ると全く異なる言葉であることが判明します。結論から言えば、これは完全な読み間違いです。
中央に書かれている「の」に見える字は、ひらがなの「の」ではなく、漢字の「可」を崩して書かれた「変体仮名(へんたいがな)」の「か」です。現代の私たちは1900年の小学校令以降に統一された「一音一文字」のひらがなに親しんでいるため、形状が酷似している「の」と錯覚してしまいます。文字を正しく分解すると「あ・可(か)・よ・ろ・し」となり、本来の読み方は「あかよろし」となります。