金平茂紀の現在と最新発言|報道特集降板後の独自取材とメディア論
金平茂紀の現在と最新発言|報道特集降板後の独自取材とメディア論の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
しかし、株式会社TBSテレビをはじめとする民放各社を取り巻く経済的・社会的環境は、ここ数年で急激に牙を抜かれつつある。テレビ報道・メディア産業全体が直面する最大の危機は、収益構造の変化に伴う自主規制の肥大化だ。視聴率至上主義に加え、コンプライアンスの過剰反応が、挑戦的な企画や政権批判の企画を遠ざける要因となっている。
「波風を立てないこと」が最優先される制作現場において、かつてのような骨太な調査報道は影を潜めがちだ。金平氏はこうした現状に対して強い危機感を表明しており、メディアが本来担うべき「第四の権力」としての機能が自壊しつつあると警告する。組織が自己保身に走る時、ジャーナリズムの現場は衰退の一途をたどる。