ショートスリーパーになるには?訓練の嘘と最新睡眠医学が示す現実
ショートスリーパーになるには?訓練の嘘と最新睡眠医学が示す現実の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
Q1:訓練を半年以上続ければ、誰でも4時間睡眠で健康に生活できるようになりますか?
A1:科学的には不可能です。訓練で4時間睡眠を続けられるようになったと感じる場合、それは体質が変化したのではなく、脳が慢性的な睡眠不足に慣れて疲労へのアラート機能が麻痺しているだけです。客観的な作業能力や認知テストを実施すると、大幅なパフォーマンス低下が確認され、長期的には心疾患やうつ病のリスクを大幅に高めることになります。
Q2:ショートスリーパーの人は早死にする(寿命が短い)というのは本当ですか?
A2:遺伝的素因を持つ「真のショートスリーパー」は細胞修復機能が非常に高いため、短時間睡眠であっても寿命が短いという決定的な証拠はありません。しかし、遺伝子の裏付けがないまま無理をして睡眠時間を削っている「自称ショートスリーパー」については、自治医科大学や国内外の大規模疫学調査により、死亡率が1.3倍〜1.5倍に跳ね上がることが統計的に証明されています。
Q3:自分がショートスリーパーの素質を持っているか調べる方法はありますか?
A3:最も確実なのは、医療機関や専門の検査機関での遺伝子シーケンス解析による「DEC2」や「ADRB1」などの変異有無の確認、および睡眠ポリグラフ検査(PSG)です。簡易的な判断基準としては、「目覚まし時計を使わずに4〜5時間で自然に覚醒し、休日も平日と同じ睡眠時間で全く寝だめを必要とせず、日中にカフェインなしで強烈な眠気が一切起きない」という生活が年単位で成立しているかどうかが目安となります。 (出典: ショート スリーパー に なるには(Yahoo!ニュース))