直接税と間接税の違いとは?負担者と納税者の実態を徹底解明

直接税と間接税の違いとは?負担者と納税者の実態を徹底解明とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

Q1:高校の公民テストなどで問われる、直接税と間接税の最も簡単な見分け方は?
A1:「税金を納める義務がある人(納税義務者)」と「実際に自分のお金から負担する人(担税者)」が同一人物かどうかを確認することです。一致していれば直接税(所得税・住民税・法人税など)、異なっていれば間接税(消費税・酒税・たばこ税など)と判別できます。

Q2:なぜ消費税を全廃して、すべて所得税や法人税などの直接税で賄わないのですか?
A2:直接税だけに頼ると、不況時に企業の利益や個人の給与が減少した際、国の税収が一気に激減して社会保障や警察・消防などの公共サービスを維持できなくなるためです。また、現役世代の人口が減少する少子高齢社会において、直接税だけに頼ると現役世代の負担が限界に達してしまうため、高齢者も含めて広く浅く負担を分かち合う間接税とのバランスが必要とされています。

Q3:サラリーマンの給与から天引きされる住民税や所得税は間接税ではないのですか?
A3:直接税です。会社が給与から天引きして税務署等へ納める「源泉徴収」という手続きをとっているため、「会社が代わりに払っているから間接税では?」と錯覚しがちですが、法律上の納税義務者は従業員本人です。手続きの代行に過ぎず、納税義務者と担税者が従業員自身で一致しているため、制度上は紛れもなく直接税に該当します。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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