四十九日の香典金額相場とマナー|恥をかかない関係別の基準【2026】
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「1人なら相場通り包めば済むが、夫婦2名で法事に呼ばれたらどうすべきか」——これは編集部に寄せられる相談の中でも特に多い疑問です。法事の香典は、単なる供養の気持ちだけでなく「施主側が用意するおもてなし(法要後の会食とお土産の引き出物)の実費を補填する」という相互扶助の側面を強く持っています。
結論から整理すると、夫婦で参列する場合の計算式は以下の通りです。
【計算式】:夫(世帯主)1人分の基準相場 + 妻の会食実費(5,000円〜10,000円) = 包むべき総額
例えば、故人が叔父・叔母で「1人なら1万円」が相場である場合、単純に2倍にすると2万円になります。しかし、弔事において偶数の「2万円」や「4万円」は「割り切れる=縁が切れる」あるいは「死・苦」を想起させる忌み数として敬遠される傾向があります。そのため、2万円相当になる場合は3万円を包むのが大人のスマートな選択とされています。
関係性が「親」であれば、1人でも3万〜5万円が基準です。夫婦で参列するなら5万円または7万円を用意するのがマナーに適った配分です。のし袋の表書きは夫の氏名を中央にフルネームで書き、その左側に妻の名のみ(あるいは連名)を並べて記載します。
一方で、近年増えているのが法事の会食なし(持ち帰り用のお弁当やカタログギフトのみ配られる、あるいは法要後その場で解散する)というケースです。この場合、飲食費の負担が施主側に発生しないため、「香典を減額すべきか」という葛藤が生じます。
施主側から事前に「法要のみ執り行い、会食はご辞退申し上げます」「持ち帰りのお弁当をご用意しております」と明記されている場合、会食代相当(およそ5,000円)を差し引いた金額を包むこと自体はマナー違反ではありません。ただし、親や兄弟姉妹といった近い身内であるならば、差し引かずに相場通り(3万円なら3万円のまま)包むのが通例です。「余分に包まれた分は施主の法要費用の助けになる」という配慮が、関係維持において好意的に受け止められます。