手足口病は大人にどううつる?感染経路と潜伏期間・重症化予防を徹底解説
手足口病は大人にどううつる?感染経路と潜伏期間・重症化予防を徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
感染の危険を管理するうえで最も厄介なのが、手足口病の潜伏期間とウイルス排出期間のタイムラグです。病原体に接触してから発症するまでの潜伏期間は通常3〜5日(広義には2〜7日程度)とされています。この潜伏期間中、あるいは発症直前の自覚症状が何もない段階から、すでに呼吸器分泌物には微量のウイルスが含まれ始めています。
多くの親を絶望させるのが「手足口病はいつまで周囲にうつるのか」という感染期間の実情です。発熱や手足の水疱、口内炎といった急性期の症状は通常1週間前後で鎮静化しますが、ウイルスの排出はそこで終わりません。呼吸器からの飛沫接触による排出は1〜2週間程度で激減するものの、便中からのウイルス排出期間は2〜4週間(時に1ヶ月以上)に及ぶことが臨床検査で立証されています。
「もう発疹がかさぶたになったから完治した」と判断し、手洗いやオムツの処理を通常モードに戻した瞬間、第二波として親や同居の祖父母へうつるケースが極めて多く見られます。急性期の症状消失とウイルスの完全消失は一致しないという事実を念頭に置かなければなりません。