宮村優子がアスカに捧げた全て!闘病秘話と現在地を徹底解剖
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旧劇場版のラストを飾るアスカのあまりにも有名な一言「……気持ち悪い」。この台詞の誕生にも、宮村優子と庵野監督の生々しい対話が深く関わっています。
当初の絵コンテや台本に用意されていた台詞は、「あんたなんかに殺されるのは真っ平よ」といった、シンジに対する明確な拒絶の言葉でした。しかし、庵野監督はどうしてもその表現に納得がいかず、アフレコ現場で頭を抱えていたといいます。そこで監督は宮村に対し、抜き打ちで一つの問いを投げかけました。
「宮村、寝ているお前の部屋に見知らぬ男が忍び込んで、お前の寝顔を見ながらオナニーしてたらどう思う?」
突飛かつ生理的な嫌悪感を刺激する質問に対し、宮村は思わず顔をしかめて「……気持ち悪い」と吐き捨てました。その瞬間、庵野監督は「それだ!」と膝を打ち、映画のラストシーンの決定稿として採用されたのです。フィクションの枠組みを飛び越え、演者自身の生々しい感情を引き出す庵野演出の真骨頂であり、アスカの複雑な内面を象徴する名シーンとなりました。
テレビシリーズでの「あんたバカぁ!?」や「チャ〜ンス」といった快活な名セリフの裏側に、こうした暗く深い人間心理の葛藤が刻み込まれていたからこそ、惣流・アスカ・ラングレーという存在はファンの心に強く焼き付いたのです。