アンテナヘリックスをピアッサーで開ける危険性と失敗しない開け方
アンテナヘリックスをピアッサーで開ける危険性と失敗しない開け方の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
軟骨ピアッシングにおいて、ピアッサーと医療用ニードルには決定的な構造差があります。仕上がりの美しさやトラブル回避を重視するなら、両者の特徴を正しく理解しておく必要があります。
ニードル(中空針)は刃物のように鋭利な先端で組織を綺麗に「切開」しながら通り抜けるため、周囲の軟骨組織に無駄な圧迫ダメージを与えません。一方のピアッサーは、先端がやや丸みを帯びたファーストピアスを無理やり貫通させるため、組織を「押し広げて裂く」状態になります。
また、ファーストピアスの規格にも差があります。アンテナヘリックスで推奨される軸の太さは14G(約1.6mm)ですが、市販の軟骨用ピアッサーの多くは16G(約1.2mm)または18Gです。細いゲージで開けると強度が足りず排除されやすくなったり、後から14Gのボディピアスが入らなくなったりする懸念があります。
ピアッサーは「ワンタッチで誰でも開けられる手軽さ」がある反面、微細な角度調整が効きません。一方のニードルは「角度の自由度が高く組織への負担が最小限」ですが、ある程度の技術と滅菌環境が求められます。