ウスターソースとは?中濃・オイスターとの違いや代用法を徹底解説

ウスターソースとは?中濃・オイスターとの違いや代用法を徹底解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

日本の家庭で最も混同されやすいのが、ウスターソース、中濃ソース、とんかつソース(濃厚ソース)、そしてオイスターソースの違いです。日本農林規格(JAS規格)では、ウスターソース類を「粘度(とろみ)」の数値基準によって明確に3区分しています。一方、中華調味料のオイスターソースは原材料の出自そのものが根本から異なります。

調味料の種類JAS規格粘度 / 主原料味の特徴・風味の傾向最適な料理・使い分けウスターソース0.2Pa・s未満
(野菜汁・醸造酢・香辛料)サラサラでスパイシー。酸味と辛味がシャープ炒め物(焼きそば)、隠し味、下味付け、キャベツ千切り中濃ソース0.2以上 2.0Pa・s未満
(果実繊維・でんぷん・酢)適度なとろみ。甘みと酸味のバランスが良い万能型揚げ物全般、コロッケ、ポテトサラダの味付けとんかつソース(濃厚)2.0Pa・s以上
(りんご・トマトペースト多量)ドロッと濃厚。果実の強い甘みとまろやかなコクとんかつ、お好み焼き、肉料理の掛けダレオイスターソース規格外(中華複合調味料)
(カキエキス・砂糖・醤油)酸味はなく、牡蠣の強い旨味・塩気・独特のコク中華炒め物(青椒肉絲など)、煮込み料理、中華スープ

上記のように、ウスター・中濃・とんかつの3種類は「野菜や果実を発酵・熟成させた同一系統のソース」であり、違いの正体は粘度と果実繊維・糖分の比率にあります。一方、オイスターソースは牡蠣の煮汁を煮詰めた「魚介系動物性調味料」です。「オイスター」と「ウスター」は語感が似ているため誤用されがちですが、ウスターソースには酢による強い酸味があり、オイスターソースには濃厚な牡蠣の旨味ととろみがあるため、単純に1対1で置き換えることはできません。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest