ビールの糖質は本当に太る原因?主要銘柄比較と太らない飲み方
ビールの糖質は本当に太る原因?主要銘柄比較と太らない飲み方について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。
「ビールを飲むと太る」という言説は、もはや社会的な通念として定着している感がある。しかし、その真相を解明するには、アルコール自体のカロリーと炭水化物の働きを区別して考える必要がある。ブームを超えて定着した糖質制限ダイエットの視点から言えば、一般的なレギュラービール1缶(350ml)に含まれる糖質量は約10〜12g程度だ。これは茶碗一杯のごはん(約50g)や食パン1枚(約30g)と比較しても、決して極端に高い数値ではない。
では、なぜビールは腹が出る原因として矢面に立たされるのか。「主犯はビールそのものの糖質というよりも、アルコール摂取に伴う食欲増進作用と、一緒に口にする高カロリーなおつまみにある」と、現場で指導を行う管理栄養士は指摘する。体内にアルコールが入ると、肝臓は最優先でアルコールの分解処理を行う。その間、同時に摂取した脂質や糖質の代謝が後回しにされ、結果として体脂肪として蓄積されやすくなるのだ。ビール単体の糖質だけを恐れるのは、問題の本質を見誤っている可能性がある。