初期微動継続時間の求め方と大森公式|震源距離を割り出す決定打
初期微動継続時間の求め方と大森公式|震源距離を割り出す決定打の要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
定期テストや高校入試において、多くの受験生が失点するのが「地震波の走時曲線グラフ」です。縦軸に震源距離(km)、横軸に時刻(時・分・秒)をとったグラフを見た瞬間に思考停止してしまうケースが後を絶ちません。しかし、見るべきポイントはたったの3箇所です。
グラフ読み取りをノーミスで突破するための地学テスト対策詳細まとめとして、以下の3ステップをルーティン化してください。
- 傾きの違いを確認する:グラフ上で傾きが急な直線(左側に位置する線)がP波、傾きが緩やかな直線(右側に位置する線)がS波です。立ち上がりが早い方が速い波です。
- 横のすき間を測る:任意の震源距離における「P波の線」と「S波の線」の水平距離(横軸の差)を読み取ります。これが初期微動継続時間の求め方の実践です。
- 交点を0kmまで延長する:P波とS波のラインが交わる左下の原点(距離0km)こそが、揺れの始まった「地震発生時刻」です。
特に主要動の到達時刻から地震発生時刻を逆算させる問題では、「S波の到着時刻から、S波が震源距離を走破するのに要した時間(距離÷S波の速度)を引く」という手順を踏みます。ここを初期微動継続時間と混同して引き算を間違えるミスが教育現場で最も多く散見されます。