カルデラ湖とは?火口湖との違いや日本一の謎と成因を徹底解剖
カルデラ湖とは?火口湖との違いや日本一の謎と成因を徹底解剖とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。
Q1:カルデラ湖と普通の湖(構造湖や三日月湖)はどう見分ければいいですか?
A1:地形の断面と周囲の岩石が最大の手がかりです。カルデラ湖は周囲をすり鉢状の「外輪山(カルデラ壁)」にぐるりと囲まれており、水深が非常に深い特徴があります。また、周囲の崖や湖岸には噴火の証拠である軽石(浮石)や溶結凝灰岩、柱状節理が露出しています。これに対し、地殻変動で大地が割れてできた「構造湖(琵琶湖や諏訪湖)」や、蛇行した河川が取り残された「三日月湖」には、急峻な火山の外輪山構造は見られません。
Q2:カルデラ湖の水が青く美しく見えるのはなぜですか?
A2:最大の要因は「水深の深さ」と「プランクトンの少なさ」にあります。カルデラ湖は急激な陥没によって形成されるため、すり鉢状に一気に深くなる地形が多く、数百メートルの水深を持つケースが多々あります。水深が深く水中の有機物や濁りが少ないと、太陽光のうち波長の長い赤や黄色の光が水に吸収され、波長の短い青色の光だけが効率よく水分子に散乱されて人間の目に届くため、鮮やかな青色に見えます。
Q3:カルデラ湖の底には今もマグマが溜まっているのですか?
A3:火山の活動状態によって異なります。すでに火山活動が完全に停止した「死火山」状態のカルデラではマグマだまりは冷却固結していますが、洞爺湖や十和田湖、阿蘇などの活火山地域では、現在も湖底から数キロメートル〜十数キロメートル下の深部にマグマだまりや高温の熱水系が存在しています。屈斜路湖の湖岸で温泉が湧き出したり、草津白根山の火口湖で有毒ガスが発生したりするのは、地下深部に依然として生きた熱源が存在している証左です。