損益計算書の英語はPlか?経常利益がない真相と海外決算書の読み方

損益計算書の英語はPlか?経常利益がない真相と海外決算書の読み方について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

Q1:P/Lの表記にある「/(スラッシュ)」は省略して「PL」と書いても通じますか?
A1:通じます。実務のチャットツールや社内メールでは「PL」や「P&L」と表記されるケースが非常に一般的です。ただし、投資家向けのプレゼンテーション資料や外部公表用の英文資料では、略称を避け「Income Statement」や「Statement of Profit or Loss」と正式名称で記載するのが国際的なビジネスマナーです。

Q2:海外の決算ニュースで頻出する「Top Line」と「Bottom Line」とは損益計算書のどこを指しますか?
A2:「Top Line(トップライン)」は損益計算書の一番上段に位置する「売上高(Revenue / Net Sales)」を指し、「Bottom Line(ボトムライン)」は最下段に記載される「当期純利益(Net Income / Net Profit)」を指します。企業の規模拡大を見る際はトップライン、最終的な収益性と株主還元余力を見る際はボトムラインの成長が注視されます。

Q3:海外企業の決算書で「EBIT」や「EBITDA」という単語をよく見かけますが、営業利益とは違うのですか?
A3:本質的に近い概念ですが厳密には異なります。「EBIT(Earnings Before Interest and Taxes)」は利息および税金の支払前利益であり、実務上は営業利益とほぼ同義として扱われます。「EBITDA」はそこに減価償却費(Depreciation & Amortization)を足し戻した指標であり、設備投資規模や国ごとの減価償却ルールの差異を排除して現金を稼ぐ力を測るために多用されます。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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