ベクトル終点の存在範囲を完全攻略!係数和1から斜交座標まで徹底解剖
今注目を集めている ベクトル終点の存在範囲を完全攻略!係数和1から斜交座標まで徹底解剖について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
Q1:係数の和が1にならない場合、どう式変形すれば良いですか?
A1:定数項で両辺を割り、係数の和が1になる新しい文字を作ります。例えば $2s + 3t = 4$ であれば、両辺を4で割って $\frac{s}{2} + \frac{3t}{4} = 1$ とします。ここで $s' = \frac{s}{2}, t' = \frac{3t}{4}$ とおくと $s'+t'=1$ となり、もとの式 $\vec{OP} = s\vec{OA} + t\vec{OB} = s'(2\vec{OA}) + t'(\frac{4}{3}\vec{OB})$ より、点Pは $2\vec{OA}$ と $\frac{4}{3}\vec{OB}$ の終点を結ぶ直線上を動くことがわかります。
Q2:斜交座標は記述試験で使っても満点をもらえますか?
A2:減点される可能性が高いため、記述解答として直接書くことは推奨されません。高校数学の標準カリキュラムに含まれていないため、採点基準が厳しい大学では説明不足と判断される恐れがあります。記述試験では「$\vec{OA'} = \dots$ とおくと」という正攻法の置き換え記述を用い、斜交座標は計算結果の確認や図形のアタリをつける検算用として活用するのが極めて安全です。
Q3:共通テスト本番でベクトル終点の存在範囲が出題されたときの最短アプローチは?
A3:まずは係数の不等式条件を $s, t$ の「領域問題」として捉え、切片($s=0$ のときの $t$ の値、$t=0$ のときの $s$ の値)を素早く求めます。その値を $\vec{OA}, \vec{OB}$ の拡大・縮小率として各辺にプロットし、境界線を結ぶのが最短ルートです。この方法を使えば、複雑な途中式を記述することなく、十数秒で作図と面積比の特定が完了します。