マイプロテインの危険性は本当か?虫混入の真相と2026年の安全基準

マイプロテインの危険性は本当か?虫混入の真相と2026年の安全基準の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

マイプロテインの安全性に対する信頼を最も大きく揺るがしたのは、2020年9月に発覚した「カーボクラッシャー(プロテインバー)」への異物・虫混入事件でした。この問題の発生から収拾に至る経緯は、同社の品質管理と危機管理広報の課題を浮き彫りにしました。

発端は、日本国内の購入者がTwitter(現X)上に投稿した開封動画でした。個包装されたバーの表面および内部に、生きた微小なダニ類(コナダニと見られる害虫)が多数蠢いている様子が鮮明に映し出され、フィットネス界隈のみならず一般ニュースメディアを巻き込む大炎上へと発展したのです。

騒動を拡大させた決定的な要因は、ブランドを運営する英THG(The Hut Group)社の初動対応にありました。発生直後の初期声明において、「自社製造施設ではなく第三者物流業者の保管・輸送プロセスにおける管理不備が原因」「人体への健康被害リスクは極めて低い」と説明したことが、被害を受けた消費者の感情を逆なでし、「責任転嫁」「不誠実な企業姿勢」として激しい批判を浴びることとなりました。

事態の深刻化を受け、同社は該当ロットの完全無償交換・返金対応を実施するとともに、調査機関を入れた詳細な調査結果を改めて公表。原因は英国から日本への輸送途中に生じたパッケージの極小なピンホールと、海上コンテナ内での高温多湿環境による害虫の侵入・繁殖であったと認定されました。この手痛い教訓を経て、同社はパッケージ素材の強化や輸送コンテナの衛生管理基準の刷新を余儀なくされたという歴史的経緯があります。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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