肌が白くなる病気の正体とは?尋常性白斑・癜風の見分け方と最新治療法

肌が白くなる病気の正体とは?尋常性白斑・癜風の見分け方と最新治療法について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

皮膚科専門医が診断を下す際、視診に加えて「ウッド灯検査」と呼ばれる特殊な紫外線を照射する検査や、皮膚の角質を採取して顕微鏡で観察する「真菌顕微鏡検査(KOH直接鏡検)」を実施します。境界の鮮明さ、鱗屑(カサつき・粉ふき)の有無、発症年齢や好発部位を総合的に評価し、病態を絞り込んでいきます。

代表的な4つの疾患について、臨床現場で用いられる鑑別基準と治療実態を整理しました。

疾患名主な原因とメカニズム症状の特徴・好発部位皮膚科での標準治療・見通し尋常性白斑
(じんじょうせいはくはん)自己免疫異常によるメラノサイトの破壊・消失境界が非常に鮮明な完全な白抜け。顔面、手足の関節部、体幹など全身に生じる。かゆみなし。外用ステロイド、光線療法、外用JAK阻害薬。根気強い継続治療が必要。癜風
(でんぷう)皮膚常在菌であるマラセチア属真菌(癜風菌)の異常増殖胸部、背部、首筋などに細かい斑点が多発。淡い褐色または白色。軽度の粉ふきを伴う。抗真菌外用薬(イミダゾール系など)の塗布で数週間〜2ヶ月程度で菌は消失。色素沈着・脱失の回復には数ヶ月を要す。単純性粃糠疹
(はたけ)皮脂分泌不足、紫外線、乾燥による表皮の軽微な炎症後脱色学童期の小児の頬に好発。境界はやや不鮮明で、表面に細かな白い粉(フケ状の落屑)を伴う。ヘパリン類似物質やワセリンによる保湿、紫外線対策。成長とともに自然寛解することが大半。老人性白斑
(特発性滴状低メラニン症)長年の紫外線蓄積および加齢による局所的なメラノサイト機能低下中高年以降のすね、前腕などに2〜5ミリ程度の丸い磁器様の白斑が多発。拡大はしない。良性の加齢性変化であり治療の医学的必要性は低い。整容的なケアや紫外線予防が中心。
吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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