ゴルフのObルールと正しい処置法|前進4打や白杭の境界基準を解説
ゴルフのObルールと正しい処置法|前進4打や白杭の境界基準を解説の要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
コース上でプレーが禁止されている区域を示す「OB(Out of Bounds)」について、まず押さえるべきは白杭が定める物理的な境界線の定義です。日本ゴルフ協会(JGA)および世界統一のゴルフルール(規則18.2)において、境界線は「コース側を向いた白杭の地表面における2点を結んだ直線」と厳密に定められています。杭自体の太さや傾きではなく、地面に接している杭の内側の角同士を結んだ仮想のラインが判定基準です。
現場で最も論争になりやすいのが「ボールが白杭のライン上にある場合」の合否判定です。結論から言えば、ボール全体が境界線の外側に出ていない限り、OBにはなりません。ボールのわずか数ミリでも境界線の上空やラインにかかっていれば、そのボールは「インバウンズ(生きている球)」としてそのまま無罰でプレーを続行できます。「白杭の外側に少しでもはみ出したらアウト」と思い込んでいるアマチュアは少なくありませんが、サッカーのゴールライン判定と同様に「完全に外へ出切っているかどうか」が境界判断の鉄則です。
次に、最も混乱が生じやすいゴルフのOBスコア数え方を整理します。OBになった場合のペナルティは「1打罰(1ストロークの付加)」です。よく「OBは2打罰」と口にするプレーヤーがいますが、これは「打った1打」に「ペナルティの1打」が加算され、元の位置から打つ次打が「3打目」になる計算構造を混同した誤解にすぎません。
代表的なティーショットOB処置の数え方は以下の通りです。
- 1打目:ティイングエリアからティーショット(白杭の外側へ消える)
- 2打目相当:OBに伴うペナルティ(1打付加)
- 3打目:ティイングエリアに戻り、ティーアップして打ち直すショット
セカンドショット以降でOBを打った場合も構造は全く同じです。「2打目がOB」であれば、1打罰を加えて「直前の場所(セカンド地点)から打ち直すショットが4打目」となります。この基本サイクルを正確に記憶しておくことが、打数カウントミスを防ぐ第一歩です。