犬の舌の色で命を救う!紫・白・黒の異変と動物病院への緊急受診サイン

犬の舌の色で命を救う!紫・白・黒の異変と動物病院への緊急受診サインの見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

日常のケア中に愛犬の口内をのぞき込み、犬の舌の黒い斑点を発見してパニックに陥る飼い主は少なくありません。しかし、舌に現れる黒い色素沈着のすべてが悪性腫瘍というわけではありません。日本犬系(柴犬、甲斐犬、秋田犬)やチャウチャウ、レトリーバー種などでは、遺伝的・先天的にメラニン色素が沈着する「舌斑(ぜっぱん)」が頻繁に認められます。この舌斑は平坦で周囲の組織と同じ質感を保ち、犬自身が痛がる様子もありません。

問題となるのは、後天的に突如出現した黒色病変や、平坦ではなくわずかでも「盛り上がり(腫瘤)」を伴うケースです。口腔内は悪性黒色腫(メラノーマ)の好発部位であり、犬の口腔内腫瘍全体の30〜40%を占めるとされています。メラノーマは進行が極めて早く、早期に局所浸潤や遠隔転移を起こすため、肉眼で異変を感じた段階での迅速な細胞診・病理組織検査が欠かせません。

また、黒色化以外にも、舌表面の潰瘍や激しい赤み、出血、よだれの急増が見られる場合は、誤飲による化学熱傷や異物穿刺、細菌感染に伴う犬の舌炎の原因と治療に目を向ける必要があります。舌炎は痛みのために摂食障害を引き起こし、急速に体力を奪うため、抗生剤投与や抗炎症治療、原因物質の早期除去が求められます。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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