昔のガリガリ君は顔が怖い?初代の衝撃ビジュアルと激動の40年史
昔のガリガリ君は顔が怖い?初代の衝撃ビジュアルと激動の40年史の疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。
駄菓子屋に通い詰めた世代にとって、ガリガリ君の昔の値段は懐かしい記憶そのものです。1981年のガリガリ君の発売当時の価格は1本50円。100円玉を握りしめれば2本買えた時代でした。その後、1991年に消費税導入や原材料費の高騰を受けて60円(税別)へと改定され、そこから四半世紀にわたってこの破格の安さが維持されることになります。
この価格維持に終止符が打たれたのが2016年4月、25年ぶりとなる「10円値上げ(70円)」でした。この際、赤城乳業が放映したガリガリ君の値上げ謝罪CMは、日本の広告史に残る大傑作として語り継がれています。
高田渡氏の名曲『値上げ』をBGMに、当時の会長や社長をはじめとする全社員が深々と頭を下げる60秒間の映像は、「たった10円の値上げでここまで誠実に謝罪するのか」と消費者の心を激しく揺さぶりました。批判されるどころか「むしろ今まで安くしてくれてありがとう」「これからも買い続けます」と応援の声が殺到。誠実な企業姿勢を逆手に取ったプロモーションとして、世界的な広告賞でも高く評価されました。なお、原材料高騰が続く近年に至っても、企業の血のにじむような企業努力によって日常のささやかな贅沢としての手頃な価格が守られ続けています。