アリスの白の女王!アン・ハサウェイが主役オファーを蹴った驚きの真相

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世界的な大作映画の主演オファーを自らの意思で断ることは、ハリウッドにおいても極めて異例の決断です。ティム・バートン監督が企画を始動させた当時、映画スタジオ側は真っ先にアリス役の候補としてアン・ハサウェイに白羽の矢を立てていました。大ヒット作『プリティ・プリンセス』シリーズでブレイクし、ディズニープリンセスのイメージをすでに確立していた彼女は、商業的にも申し分のないキャスティングだったからです。

ところが、彼女はこの破格のオファーを丁重に辞退しました。後に行われた海外メディアのインタビューにおいて、ハサウェイ本人はその胸中を率直に告白しています。当時すでに『プラダを着た悪魔』(2006年)などで大人の女優へのステップアップを果たしていた彼女は、再び「無垢でお行儀の良い少女が異世界で成長する」という既視感のある王道ヒロインを演じることに強い危機感を抱いていました。役者として類型化(タイプキャスト)されることを強く警戒した彼女は、スタジオ側に「少女役はもうやり尽くしました。もしティムが許してくれるなら、私は白の女王を演じたい」と逆オファーを出したのです。

結果としてアリス役には、当時ほぼ無名に近かったオーストラリア出身のミア・ワシコウスカが抜擢され、観客に新鮮な驚きを与えました。自らの直感を信じ、よりエキセントリックで多面的な白の女王を勝ち取ったアン・ハサウェイの選択は、彼女のキャリアにおける大きな分岐点となったのです。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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