手足口病の感染期間はいつまで?便から数週間の落とし穴と家庭内隔離術
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手足口病を引き起こすのは、主にコクサッキーウイルス(A6、A16など)やエンテロウイルス71型(EV71)などのエンテロウイルス属です。感染してから症状が出るまでの潜伏期間は3〜5日程度。その後、微熱や38度前後の発熱とともに、口腔内の粘膜や手のひら、足の裏、膝やお尻などに特有の水疱性発疹が現れるのが典型的な初期症状です。
感染力が最も強いのは、発熱や喉の痛みが激しい「発症初期から1週間程度」です。この時期は咳やくしゃみによる「飛沫感染」、水疱の浸出液や唾液に触れることによる「接触感染」が活発に起きます。しかし、多くの人が見落としがちなのが便中に排出されるウイルスの排泄期間です。
口の中や皮膚の発疹が綺麗に治り、本人がすっかり元気を取り戻した「治りかけ」の状態であっても、便の中には2〜4週間、長い場合は1ヶ月以上もウイルスが排泄され続けます。この排泄された便を介して手指が汚れ、そこから口へと運ばれる「糞口感染」が、きょうだいや保護者へと二次感染を引き起こす主原因となっています。