エンシェールズカラーバターは黒髪に染まる?失敗しない染め方の真相を徹底解説

エンシェールズカラーバターは黒髪に染まる?失敗しない染め方の真相を徹底解説に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

「校則が厳しいけれど休み中だけ黒髪を染めたい」「傷んだ髪を労わりつつ黒髪からアッシュにしたい」と考え、エンシェールズカラーバターを手に取る人は少なくありません。しかし、現場の結論から明確に申し上げますと、エンシェールズが黒髪で染まらない理由は、製品の欠陥ではなく毛髪化学における必然的な物理現象です。

市販の一般的なアルカリカラー剤は、髪のメラニン色素を脱色(ブリーチ)する酸化剤と、内部で発色する酸化染料がセットになっています。これに対して、カラーバタートリートメントが傷まない仕組みは、主成分の90パーセント以上が高級トリートメント成分で構成されており、アルカリ剤や過酸化水素を一切配合していない点にあります。髪のキューティクルを開いて内部のメラニンを破壊する工程が存在しないため、ダメージゼロで着色できる反面、髪そのものを明るくする力は1ミリも持っていません。

カラーバターに配合されている色素は「塩基性染料」と「HC染料」です。塩基性染料は毛髪表面のケラチンタンパク質とイオン結合(プラスとマイナスの引き合い)して付着し、分子の小さいHC染料がキューティクルの隙間からわずかに浸透します。つまり、黒い画用紙の上に淡いパステルカラーや透明な絵の具を塗り重ねても下地の黒に吸収されて見えないのと同様に、メラニン色素がぎっしり詰まった黒髪の上では、どんなに鮮やかな色を乗せても肉眼で認識できる発色は得られません。

ネット上で「思った色にならない」と不満を訴えるケースの約8割は、染料の問題ではなく施術前のベース毛の明るさ(アンダートーン)の認識不足に起因しています。パッケージ見本のようなクリアなアッシュや高発色のピンクを表現するには、最低でも14〜16レベル以上のブリーチ毛が前提条件となる事実をあらかじめ理解しておく必要があります。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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