転圧とは何か?工事で絶対に手を抜けない理由と機械・費用の全知識
転圧とは何か?工事で絶対に手を抜けない理由と機械・費用の全知識に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
物価高や建築費高騰を背景に、庭の駐車場やアプローチを自力で仕上げるDIYが静かなブームとなっている。ホームセンターでも砕石やセメントが容易に手に入るようになったが、ここにはプロから見れば極めて危うい誤解が蔓延している。
「車で踏み固める」「足踏み」という危険な神話
SNSや動画サイト等でしばしば見かけるのが、DIY転圧の代用品として「自家用車のタイヤで何度も前進・後進を繰り返して踏み固める」「ブロックや木材を打ち付けた自作タンパーで叩く」「水を撒いて自然沈下を待つ(水締め)」といった手法だ。
しかし、これらには決定的な限界がある。乗用車の接地圧はおよそ200〜250kPa程度に過ぎず、しかもタイヤの接地面は柔軟なゴムであるため、土や砕石を奥深く噛み合わせる高周波振動や衝撃力は一切発生しない。車道転圧を試みても、タイヤの通った幅だけが不規則に圧縮され、波状の不陸を作るだけに終わる。
また、自作のハンドタンパーによる手作業は、人間の体重と腕力に依存するため、10平米を超える駐車場スペースを均一な密度で締め固めることは物理的に不可能に近い。表面の砂利が締まったように見えても、地下5cmより深部は手つかずのスカスカな状態であり、雨が降ればあっけなく泥水化して足元を取られることになる。