便の色が焦げ茶色は病気のサイン?黒い便との違いや原因・受診目安を解説
便の色が焦げ茶色は病気のサイン?黒い便との違いや原因・受診目安を解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
焦げ茶色の便で最も警戒すべきなのは、食道・胃・十二指腸といった上部消化管からの出血が原因となる「タール便(黒色便)」との混同です。出血した血液中のヘモグロビンが胃酸や消化液に触れて酸化すると、真っ黒に変色して便に混ざり合います。
単なる焦げ茶色の便とタール便を見分ける決定的な基準は、以下の「質感」と「臭気」にあります。
【通常〜便秘による焦げ茶色の便】
形状はバナナ状やコロコロした硬い塊で、水に溶かすと茶色っぽい液体が広がります。臭いは通常の便臭や、悪玉菌によるやや強めの腐敗臭にとどまります。
【危険なタール便(黒色便)】
見た目が「海苔の佃煮」や「コールタール」のようにドロッとした泥状・水様便で、独特の強い光沢(テカリ)を放ちます。さらに、血液が腐敗したような強烈な異臭(生臭い悪臭)を伴うのが特徴です。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの兆候である可能性があるため、この状態が確認された場合は早急な受診が不可欠です。